ウェディングケーキの種類について


ウェディングケーキといえば、生クリームの重なったケーキというイメージがありますが、
実際はそれだけではありません。

そもそも段重ね発祥のウェディングケーキ発祥は、イギリスです。
ケーキも生クリームではなく、ドライフルーツケーキをシュガーコーティングしたものでした。
意味もあり、一段目は招待したお客様と幸せを分かち合い、二段目は来ることが出来なかった方へ配ります。
そして三段目は、結婚記念日などのお祝いに食べています。
それが伝統になっています。

フランスはクロカンブッシュというシュークリームを高く積み上げ、
カラメルや飴で固めたウェディングケーキです。
シュークリームの数は招待者の数ともいわれ、高くなるほど良いとされました。
他に、イミテーションウェディングケーキがあります。
入刀する以外の部分がすべて作りものですが、物によっては豪華に見えます。
食べきれないということも起こりませんので、無駄はありません。

花嫁がケーキ作りを得意だった場合は、
花嫁自ら持て成す形で手作りを披露するなど、温かなケーキ入刀も珍しくありません。
ある意味本当にウェディングケーキがいただけて、幸せのおすそ分けという気持ちが味わえます。
またホテルのパティシェが作るオリジナルケーキの場合も、
新郎新婦の気持ちや好みや意見が入ったその日だけの特別なケーキです。
部分的に何処かを花嫁が作りましたなどという温まるエピソードもあります。

はっきりいって日本には、これだという伝統的なウェディングケーキはありません。
それは西洋式を形だけ取り込み、意味を後から知ったがゆえの弊害でしょう。
イギリスのような伝統的に続いているウェディングケーキとは、意味合いからして違います。
だからこそ自由でいいのではないでしょうか。

最近では、それこそ立食パーティのような結婚式もあります。
結婚する二人が話し合って決めたのなら、それが本当の「はじめての夫婦の共同作業」なのではないでしょうか。